電通がブラック企業?東大卒新入女子社員の労災認定は氷山の一角?

今も昔も就活生に根強い人気の企業「電通」が、ラック企業

10月7日に報道された、電通の東大卒の美人新入社員が激務でうつ病になり自ら命を絶った事件で、一社会人として、子を持つ親として、思うところはいろいろとあるのですが、

「日本を代表するエリート企業「電通」において、今だにこれがほんの氷山の一角であるらしい」

ということには、驚きを通り越して、呆れてしまうのは私だけではないはず。

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電通がブラック企業?東大卒新入社員の事件は氷山の一角?

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電通がブラック企業?

電通って、就活では相変わらずの人気企業ですが、そのブラック企業ぶりが語られるのは、実は今に始まったことではありません。

 

業務内容的に仕事がハードである、というのは、電通に限らず、広告業界は激務です。

広告業という仕事柄、その最も大きなクライアントは24時間休みなく動いているテレビ局などであり、その御用聞き的存在の電通社員が、定時に「おつかれさまでした~」とはいかないであろうことは、想像できます。

でも、仕事がハードな業界は、広告業界にかぎらず、他にいくらでもあるわけです。

でもでも、「電通」という企業は、心身ともに屈強なバリバリの体育会系人間ですら心を病んで退社していく世界。

東大→電通、しかも美人、という、絵に描いたようなエリート街道を突っ走ってきた24歳の女性が、激務やパワハラでうつ病になり、自ら命を絶ってしまった事件が、電通社員に、いまだに「あぁまたか」という捉えられ方をしているらしいこと自体、やはり、どう考えても異常なんです。

日本を代表する一流企業が、なんで同じ過ちをくりかえしてんの?ってとこです。

 

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上記は、高橋まつりさんが自ら命を絶つ前にSNSに投稿していた内容です。

この時には、既にうつ病を患っていたのでしょうけど、どう考えても、異常な状態、危険レベルです。
同僚もこのSNSでの投稿は目にしていたことでしょうが、電通ではよくあることとして、流されてしまったんでしょうか。

 

 

一社会人として思うことは、

自ら命を絶ってしまうくらい辛いなら、どうして、会社辞めてやる!!と思えなかったのか。

ということ。

高橋まつりさんは、既にうつ状態だったようなので、もうその時点では正常な判断ができなかったのでしょうし、そんな思考になれないくらい追い詰められていたのだと思いますけど。

そんな状態に陥る前に、自分を取り巻く状況が異常であることに危機感を覚え、そこから抜け出そうとする勇気が欲しかった・・または、周りの誰かが、背中を押して上げてほしかった・・

入社間もない社員が激務のせいで心身を病んで辞めていく、そんなことが日常茶飯事になっている電通という会社で、その辞めていく人たちの一人になれていたら、命を落とすことはなかったのに。

SNSへの投稿が、今となっては彼女のSOSに見えて仕方ありません。

 

 

どうして「電通を辞める」ことが出来なかったのか・・私なりに考えてみました。

  • 責任感があって真面目な性格ゆえ、逃げることへの罪悪感が強い。
  • できない自分が許せない。
  • 東大→電通という勝ち組コースで、親や友達の手前、挫折することが何よりの屈辱。
  • 多様な生き方があることを知らない

もちろん、1ヶ月の時間外労働時間が105時間という、思考停止状態に陥る仕事生活をさせていた電通という会社に非があることは、労働基準監督署が労災認定をしていることからも明らかです。

明らかに会社が悪いのです。会社が彼女を追い詰めたのです。

ですが、そんな体質の会社を選んだのは、他ならぬ自分。

電通が激務であること、そのブラック企業ぶりは、就活の際に耳にするはず。

それでも、あえて、就活生の人気企業である電通ブランドを、自ら選んでしまったのです。

「一流大学→一流企業」が「勝ち組」だなんて価値観、今は昔なのに。

 

今回の東大卒の新入社員・高橋まつりさんが自ら命を絶った事件は、長時間の過重労働が原因だったとして労災が認められました。

電通では、1991年にも、入社2年目の男性社員で同じことがありましたが、再発を防げなかった。
今回の事件を受けて、電通が今後どう企業体質を変えていくか、注目すべきですね。

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もちろん、電通という企業で、その仕事に誇りとやりがいを感じ、「電通マン」として幸せに働いている方々もたくさんいるわけです。

つまり、何をもっていい会社とするか、それは人それぞれで、自分にしか判断できないことなので、そこを怠ってしまってはいけない、ということですね。

今という時代は、一つの企業に一生お世話になろうなんて時代ではありません。

超高学歴のエリートたちだって、「社畜」という言葉に象徴されるような、会社にこき使われて心身ともに疲弊するだけの人生を嫌い、「エリート」というプライドと肩書を捨て、もっと自由な価値観で人生をエンジョイしようと本気で道を切り開いている若者たちもたくさんいます。

 

子を持つ親として、子供が仕事や人生に絶望して自ら命を絶つだなんて、これほど悲しく、親不孝なことはありません。

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労災認定されようが、会社からどんなに補償されようが、大事に育てた愛する子供は戻ってこないんです。

 

私も一人の親として、これから社会に巣立つ子供たちに、

「あなたにとってのいい会社って何?」

ということをしっかりと考えさせよう。

挫折上等!仕事も人生も、人それぞれだから面白いんだよ!

と、伝えていこう。

そんなことを強く思った、今回の電通事件報道でした。

 

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