ニキビや虫刺されなどの小さな傷跡が盛り上がって大きくなり、ケロイド状になってしまうのは、もしかしてケロイド体質だから?
ケロイド体質の人は、ホクロを除去する時やピアスホールを開ける時、手術をする時などに、特別な注意や処置が必要です!
このケロイド体質って遺伝するの?
ケロイド体質かどうかは調べられる?
実は、私の家族の2人がケロイド体質で、2人ともケロイドの除去手術、放射線治療、注射、テープ等で現在も治療中。
再発率も高いケロイドは、何より根気強い治療が必要!ということを実感中です・・
ニキビ跡もケロイドになる?

ニキビ跡や傷跡、手術跡は、普通は時間とともに色が薄くなり、平坦になって、目立たなくなっていくものですが、時に、硬くなって赤く盛り上がり、痛みやかゆみを伴ったりすることがあります。
そんな時、「ケロイド」になっちゃった、、と言いますが、同じような傷跡でもケロイドになる人とならない人がいるように、個人の体質が関係していることは間違いなさそうです。
ケロイドが出来やすい「ケロイド体質」の人は、ちょっとした小さな傷跡やニキビ跡でさえケロイド化することもあり、またそのケロイドが大きくなったり、痛みやかゆみを伴うことも多く、実は人知れずケロイドで悩んでる方は多いのですよね。
アレルギー体質と同様で、ケロイド体質と言っても、軽い人と重い人がいるようですね。
身体の部位にもよりますし、小学校高学年から思春期にかけては出来やすいなど、年齢的なものもあるようです。
我が家の2人のケロイドの経験から、ケロイドかも?と気付いたら、とにかく「大きくなる前に」専門の病院にかかって、予防したり、治療を受けることをおすすめします。
ケロイド体質の調べ方は?遺伝する?

ケロイド体質かどうかを調べる方法として血液検査があるようですが、これは、ケロイド体質はアレルギー体質と関係があるために、血液検査である程度の予測はつく、という程度のものらしいです。
ケロイドが出来てみなきゃ分からない、という部分はあるようですね。
実際、娘は、10代で複数のピアスホールがひどいケロイドになるまで、ケロイド体質だということは分かりませんでしたし、夫は、内視鏡での手術跡がスーパーボールみたいに大きくなるまで気付きませんでした。
2人がケロイド持ちになった時点で、「遺伝か・・」と悟ったという次第です。
身体にいくつかケロイド状のものがあるから、「自分はケロイド体質だ」と思い込んでる方もいらっしゃると思いますが、ただの「肥厚性瘢痕」なのか、広がって大きくなっていくタイプのケロイドなのか、医師に診断してもらう必要があるかと思います。
ホクロ除去、ピアス、手術時に特別な注意が必要!
ピアスを開けたいけどケロイド体質だから心配、とか、ホクロの除去や、傷を縫ったり手術をする際にケロイドになることを心配する方は多いようです。
心配な場合は、必ず医師に、自分がケロイド体質かもしれないことを相談しましょう!
手術後の縫合の仕方を変えたり、縫合のみ形成外科医が担当するなどの対処をしてもらえる病院を選びたいですね。
ケロイドが出来てからでは遅いので!
↓↓我が家の家族たちのケロイド治療体験談です。
ケロイドを治療する!テープ、ステロイド薬、手術。病院と料金は?