2016年のリオデジャネイロ五輪で銀メダル、2017年の世界選手権で銅メダル、と、
東京五輪に向けて有望種目の1つとなっている陸上競技の男子4×100mリレー(4継)。
お家芸となっているバトンパスの正確さに加えて、
近年個人の走力も上がったことが、その躍進を支えています。
そして個人の走力が上がったことで、メンバー争いも熾烈を極めています。
注目の4継のメンバーの現時点での候補について紹介、そして、予想もしてみます!
目次
2016年リオ五輪と2017年世界選手権のメンバー
東京五輪男子リレーのメンバーを考える上で重要なのは、メダルを獲得した2016年のリオ五輪と2017年の世界選手権のメンバーです。
改めて確認しておきましょう。
2016年リオデジャネイロ五輪
リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得。
右から順に、山縣選手、飯塚選手、桐生選手、ケンブリッジ選手
(出典:https://www.jiji.com/jc/d4?p=rim016&d=d4_rio)
1走:山縣亮太選手
2走:飯塚翔太選手
3走:桐生祥秀選手
4走:ケンブリッジ飛鳥選手
予選:37秒68 決勝:37秒60(日本新)
2017年世界選手権
右から順に藤光選手、飯塚選手、ケンブリッジ選手、サニブラウン選手、桐生選手、多田選手
(出典:https://www.jaaf.or.jp/gallery/article/10831/?player=6)
1走:多田修平選手
2走:飯塚翔太選手
3走:桐生祥秀選手
4走:藤光謙司選手(予選はケンブリッジ飛鳥選手)
予選:38秒21 決勝:38秒04
東京五輪男子リレーメンバーの候補者と自己ベスト
2018年6月現在での、東京五輪男子リレーメンバーの候補者(私見です)と、彼らの自己ベストをまとめてみます。
桐生祥秀選手
100m:9秒98 200m:20秒41
参考: 桐生祥秀選手が陸上部のない日本生命に所属するメリットは?
山縣亮太選手
100m:10秒00 200m:20秒41
参考: 山縣亮太選手が100mを9秒台で走ると言いきれる理由
サニブラウン・アブデル・ハキーム選手
100m:10秒05 200m:20秒32
参考: サニブラウン選手がアメリカの超名門フロリダ大学に進学した4つの理由
多田修平選手
100m:10秒07
参考: 超イケメン多田修平選手が只(ただ)者ではない4つの理由
ケンブリッジ飛鳥選手
100m:10秒08 200m:20秒62
参考: イケメン・ケンブリッジ飛鳥、8つの「実は○○だった!」
飯塚翔太選手
100m:10秒08 200m:20秒11
参考: 飯塚翔太選手の強さの秘密は?兄弟での東京五輪出場の可能性も!
藤光謙司選手
100m:10秒23 200m:20秒13
参考: 藤光謙司選手、31歳で自己ベスト更新!年齢の壁を越えて進化する理由とは?
宮本大輔選手
100m:10秒23
参考: ダイヤモンドアスリート宮本大輔選手は「ダイヤモンド」のように輝き続ける
塚本ジャスティン惇平選手
100m:10秒56
参考: 塚本ジャスティン惇平選手、サニブラウン先輩を目標に東京五輪へ!
おかず的東京五輪4継メンバー予想(現時点での)
1走 山縣選手
→不動の1走です!リオで見せたロケットスタートを東京でも再び見たいですね!
2走 飯塚選手
→2走としての経験は豊富です。リレーでの走りは安定感抜群です!
3走 桐生選手
→抜群のコーナーワークに加えて、9秒台の走力を持っています。
4走 サニブラウン選手
→中盤からの加速力は素晴らしいものを持っています。大舞台ほど強い印象があります。
このオーダーでぜひ金メダルを狙ってもらいたいですね!!
タイムも37秒前半は狙えるでしょう!!
まとめ
現時点での東京五輪男子リレーメンバーを展望しました。
あくまで現時点での予想なので、2年後には変わってくる可能性も十分あります。
また、実際に走る選手だけでなく、チームとしてのまとまりを考えると、経験豊富なベテランが入ってくる可能性も十分考えられます。
誰が選ばれても、おそらくは史上最強の日本リレーチームとなることは間違いありません。
金メダルを現実的な目標としてやっていけるでしょう!
リレーメンバーの現状を分析する上で重要な日本選手権が6月22日から24日にかけて行われます。
ぜひ、東京を目指すスプリンターたちの熱い戦いに注目しましょう!!
(written by おかず)