2016年のリオデジャネイロ五輪、2017年に行われたロンドンでの世界選手権に連続出場を果たした
ケンブリッジ飛鳥選手。
しかし、ケンブリッジ選手の競技人生は決して順風満帆だったわけではありません。
ここ数年のブレイクの前に多くの壁を乗り越え、少しずつ努力してきた成果が今、実を結びつつあります。
これまであまり知られていないケンブリッジ選手の姿、そして東京五輪出場の可能性について探っていきます。
目次
ケンブリッジ飛鳥選手のプロフィール
(出典:http://www.jaaf.or.jp/player/profile/aska_cambridge/)
名前:ケンブリッジ飛鳥(けんぶりっじあすか)
生年月日:1993年5月31日
出身地:モンテゴベイ(ジャマイカ)
陸上歴:大阪市立淀川中→江東区立深川第三中→東京高校→日本大学→ドーム→ナイキ
戦歴(主な世界大会のみ)
2012年 世界ジュニア選手権(バルセロナ) 200m 準決勝敗退
4×100mR 3位
2016年 リオデジャネイロ五輪 100m 準決勝敗退
4×100mR 2位(銀メダル)
2017年 世界選手権(ロンドン) 4×100mR 3位(※予選のみ出走。決勝は走らず)
リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得(出典:https://www.jiji.com/jc/d4?p=rim016&d=d4_rio)
自己ベスト 100m:10秒08(2017年) 200m:20秒62(2013年)
イケメン・ケンブリッジ飛鳥選手、実は○○だった!?
イケメンぶりと肉体美がひときわ目を引くケンブリッジ飛鳥選手ですが、
8つの「実は〇〇だった」をご紹介!
①ジャマイカ人の父、日本人の母
これは有名な話なので知っている方も多いかもしれません。
妹さんがとてもかわいくて、父親のジョージさんは、レゲエミュージシャンだったとか!?
女手ひとつでこんな素晴らしいスプリンターを育てあげたお母さん、尊敬します。
※同じくハーフの注目スプリンターお二人↓
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②ジャマイカ生まれ、大阪育ちの元サッカー少年
出生地はジャマイカですが、ジャマイカにいた期間はとても短かったようです。
小学生の頃はサッカーをしていて、チームメイトから「和製ティエリ・アンリ」とよばれていたようです。
陸上は中学から始めましたが、中学3年生の時に挑んだ全日本中学陸上競技選手権は200mで予選落ち。
最初からトップレベルだったわけではありませんでした。
③ボルトの所属クラブで練習していた
ケンブリッジ飛鳥選手が尊敬してやまないのが、世界記録保持者で昨年引退したウサイン・ボルト。
ケンブリッジ選手は日本大学在学中の2014年に18年ぶりにジャマイカに渡り、ボルトの所属クラブであったレーサーズトラッククラブで練習をしたそうです。
この時にトップ選手たちと自らの体格差を痛感し、翌年の冬に肉体改造に取り組んだそうです。
④故障で一時思うような練習できず
大学3年の時に肉離れを発症して以降、故障の連続だったそうです。
しかし、これらの故障から完全に回復したドームでの社会人1年目の2016年にブレイクしたわけです。
⑤アメリカでフォーム改造
2017年のシーズンが終わると、アメリカに渡り、フォーム改造に着手したそうです。
ケンブリッジ選手の魅力はやはり端正な顔立ち、もそうですが、中盤以降の加速です。
その加速をさらに生かすためのスタートの練習に取り組んだそうです。
アメリカでのトレーニングパートナー(出典:http://number.bunshun.jp/articles/-/830656)
⑥英語はあまり話せない!?
ハーフの宿命で、当然英語ペラペラなんでしょ?って思われがちですが、
ほぼ日本育ちのため、英語は少し苦手なようで、アメリカでの修行中にも現地で英語のレッスンを受けたそうです。
⑦体脂肪率4%
ケンブリッジ選手と言えば肉体美!
体脂肪率4%は凄すぎます。
普段どんな食事を摂っているのでしょうか?
⑧ナイスガイ
出典:https://twitter.com/C_ASKA9
見ればわかりますよね(笑)。
多田修平選手と、日本陸上界のイケメンナンバー1を争う!?
参考: 超イケメン多田修平選手が只(ただ)者ではない4つの理由
東京五輪出場の可能性は?
もう少しでシーズンが始まる。楽しみ! pic.twitter.com/RCPCwcS3Ky
— ケンブリッジ飛鳥 (@C_ASKA9) March 22, 2018
2016年からの好調をうまく維持し続けているケンブリッジ選手。
その加速力からリレーではアンカーを任されており、先日のセイコーゴールデングランプリ大阪でも日本チームの好記録(37秒85)に大きく貢献しました。
まだまだ伸び盛りのスプリンターで今後が益々楽しみです。
東京五輪では100mと4×100mRでの出場が期待されます。
100mでは9秒台を期待してしまいます。
ともに表彰台を狙って頑張ってもらいたいですね!
参考: 東京五輪の陸上男子4×100mリレー(4継)のメンバー候補と予想!
まとめ
ケンブリッジ選手の「実は○○だった点」と、東京五輪出場の可能性について紹介しました。
中盤以降の加速力が魅力的なケンブリッジ選手。
ぜひフォーム改造でさらに進化したケンブリッジ選手を見たいですね!
(written by おかず)