山縣亮太選手は、
2016年のリオデジャネイロ五輪の100mでオリンピックでの日本人最高記録となる10秒05を記録し、
4×100mRでは1走として抜群のスタートを見せ、銀メダル獲得に貢献しました。
その一方で、度重なる故障に見舞われ、昨年6月の日本選手権男子100mで6位となり、世界選手権代表を逃したこともありました。
そんな山縣選手ですが、桐生選手の次に100m9秒台をマークする可能性はかなり高いです。
なぜ、そのように言いきれるのか紹介します。
参考: 桐生祥秀選手が陸上部のない日本生命に所属するメリットは?
目次
山縣亮太選手のプロフィール
(出典:https://twitter.com/V7Jqq)
名前:山縣亮太(やまがたりょうた)
生年月日:1992年6月10日
出身地:広島県広島市
陸上歴:修道中→修道高校→慶応義塾大学→セイコーホールディングス
戦歴(主な世界大会のみ)
2009年 世界ユース選手権(ブレッサノーネ) 100m 4位
1000mR 3位
2012年 ロンドン五輪 100m 準決勝敗退
4×100mR 4位
2013年 世界選手権(モスクワ) 100m 予選敗退
2016年 リオデジャネイロ五輪 100m 準決勝敗退
4×100mR 2位(銀メダル)
リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得
(出典:https://www.jiji.com/jc/d4?p=rim016&d=d4_rio)
自己ベスト 100m:10秒00(2017年) 200m:20秒41(2013年)
山縣選手が100mを9秒台で走ると言いきれる理由
山縣選手が100mを9秒台で走ると言い切れる理由を4つあげてみました。
昨年、10秒00を記録
2017年9月24日に行われた全日本実業団選手権の100mで、10秒00をマークしました。
この時の風は追い風0.2m。
この約2週間前に桐生選手が9秒98をマークしているわけですが、その時の風は追い風1.8mでした。
もし、追い風1.8mの中で山縣選手が走っていたら、9秒台を出した可能性は十分あると言えます。
過去に10秒0台以内で走った回数が多い
山縣選手は過去に10秒0台以内で走った回数が桐生選手の11回に次ぐ、9回となっています。
つまり、安定して好記録を出していると言えます。
決して一発屋ではありません!
詳しくはこちらをじっくり読んでみて下さい!→ https://www.jaaf.or.jp/news/article/11368/?player=4
研究熱心、そして「独立自尊」
山縣選手は練習を録画し、自宅で確認するくらい、「陸上オタク」で研究熱心だそうです。
練習メニューも基本的に自分で考え、実行しているそうです。
そして、陸上だけでなく、他のことも貪欲に学ぶのが山縣選手の特徴です。
料理もユーチューブを見て、学び、魚をさばくこともできるそうです。

ツイッターにもよく自分で作った料理をアップしています(出典:https://twitter.com/V7Jqq)
そんな様々なことに研究熱心な山縣選手を象徴する言葉が「独立自尊」です。
「独立自尊」は山縣選手が卒業した慶応義塾大学の理念でもあり、
その意味は「自分の信じる道を自己責任で行うことが尊ばれる」ということです。
9秒台への道を自ら考えて、歩んでいる山縣選手。
きっと近い将来9秒台を出すでしょう。
セイコー所属だから
セイコー所属だから、成功するはずです(笑)
東京五輪出場の可能性は?
山縣選手は、先日行われたセイコーゴールデングランプリ大阪でも、ガトリン選手に次いで、10秒13をマークし、2位に入りました。
昨年9秒台を出した桐生選手にも先着しました。
10秒00を出した後で、故障がありましたが、徐々に調子を上げているようです。
今シーズン、かなり期待できそうです。
山縣選手はこのままの調子で行けば、きっと東京五輪でも大活躍するでしょう。
100mでは決勝進出及びメダル獲得を期待したいですね。
また、リレーではリオ五輪のように1走での活躍が期待されます。
得意のスタートダッシュでぜひ日本を金メダルに導いてもらいたいですね!
参考: 東京五輪の陸上男子4×100mリレー(4継)のメンバー候補と予想!
まとめ
山縣選手が100mを9秒台で走ると言いきれる理由、そして東京五輪出場の可能性について紹介しました。
東京五輪に向けてぜひ調子を上げていってほしいですね。
まずは6月に行われる日本選手権での活躍に期待しましょう!!
(written by おかず)