東京五輪世代のエース候補として将来を嘱望されていた、ジュビロ磐田の小川航基選手。
2017年5月のU-20W杯で、選手生命を脅かされかねない大怪我を負いました。
あれから約1年。
現在、長いリハビリを終えてピッチで元気な姿を見せており、5月28日から行われるトゥーロン国際に出場するU-21日本代表にも選出されました!
約1年もの長く苦しいリハビリ生活中に、小川航基選手に刺激を与えた2人の人物とは?
目次
小川航基選手のプロフィール

名前:小川航基(おがわこうき)
生年月日:1997年8月8日
出身地:神奈川県横浜市
サッカー歴:
横浜港北SC
大豆戸FC Jr.ユース
桐光学園高等学校
ジュビロ磐田(2016年~)
代表歴:U-18,U-19,U-20,U-21日本代表選出
2016年 AFC U-19選手権出場(グループステージ初戦から決勝まで全6試合に出場。3得点)
2017年 U-20W杯出場
東京五輪世代のエースとして期待されている小川選手
小川航基選手は、桐光学園時代から東京五輪世代のエースとして活躍が期待されており、各年代の日本代表にもコンスタントに選出され、しっかりと結果も残してきました。
現在の小川選手が所属するジュビロ磐田の名波浩監督も、小川選手のことを「日本の宝」、あるいは名波監督らしい独特の表現で「高級な魚」などと表現し、その才能を高く評価しています!
そんな期待通り、2017年4月26日のルヴァンカップのFC東京戦で公式戦初得点を挙げると、勢いそのままにハットトリックを達成!
2017年5月のU-20W杯では、グループステージ初戦の南アフリカ戦で先制点を挙げ、チームの勝利に貢献しました。
しかし、第2戦のウルグアイ戦、小川選手にアクシデントが起こったのです。

(倒れこむ小川選手。https://web.gekisaka.jp/news/detail/?217078-217078-flより)
大怪我、そしてリハビリ。小川選手を前向きにした2人の先輩の言葉
小川選手が負った怪我は、
左膝前十字靱帯損傷及び外側半月板損傷。
選手生命を脅かす可能性もある大怪我でした。
ここから長く苦しいリハビリ生活が始まりましたが、そんなリハビリ生活の中で小川選手に刺激を与え、前向きに導いた人たちがいました。
その一人が、高校の先輩でもある中村俊輔選手。
(小川選手の高校の先輩でもある中村俊輔選手。ジュビロ磐田公式HPより)
中村俊輔選手は、
「リハビリは淡々とやるのではなく、何か考えてやることが一流か二流の差」
という言葉をかけたそうです。
もう1人、同じ施設でリハビリに励んでいた清武弘嗣選手からは
「A代表は努力している奴らの集まりだ。この怪我を糧にして頑張ろうぜ」
とエールを送られたそうです。
(同じ施設でリハビリをしていた小川選手と清武選手。後列左から3人目が小川選手。前列右端が清武選手。清武選手のインスタグラムより)
中村選手、清武選手はともに、言わずと知れた経験豊富で日本を代表する選手!
そんな百戦錬磨のお2人の言葉は、小川選手にとってどれだけ大きなものだったでしょう!
偉大なる先輩2人からの言葉に刺激を受けて、前向きにリハビリに取り組み、小川選手は復帰を果たしました。
小川航基選手が東京五輪代表になる可能性は?
2020年の東京五輪まで、あと約2年!
小川選手が東京五輪で活躍する姿は、小川選手のファンのみならず、ご本人も当然意識されていることでしょう。
東京五輪に出る・出ないで、人生も変わる・・
真実ですね^^;
小川選手の魅力は、何と言っても抜群のシュートセンス!
ボールへの反応は素早く、ゴール前でしっかり仕事ができます。
そんな小川選手に、東京五輪代表を率いる森保一監督も大きな期待を寄せています。
そんな小川選手ですが、所属チームのジュビロ磐田では、なかなか試合に絡めず、本人も満足していない様子。
途中出場が多く、出場してもなかなかシュートを打つところまでいけていないシーンも目立ちます。
名波浩監督からの期待は大きいものの、ジュビロ磐田には川又堅碁選手をはじめ、アダイウトン選手(現在は故障中)、筑波大から今季加入した中野誠也選手もおり、レギュラー争いは熾烈・・。
先発は確約されていません。
だからこそ、まずは、小川選手にはこのレギュラー争いを勝ち抜いて試合に出て、結果を残してもらいたい!
現在の所属チームであるジュビロ磐田で結果を残すこと。
これこそが小川選手が東京五輪代表になる近道となるのではないかと思います!
一ファンとして、日本代表への復帰&活躍を、心から応援しています!
まとめ
小川選手に長いリハビリ生活の中で刺激を与えた2人の大御所の存在を紹介しました。
東京五輪ではぜひ、日の丸をつけて強豪国を相手にゴールを決める小川選手を見たいですね^^
その前にまずは5月28日からのトゥーロン国際、そして7月に再開されるJ1リーグ。
まずはここでの活躍に期待しましょう!
(written by おかず)